月下美人(サボテン)の開花

開花の様子

我が家の月下美人は、17~18年育てています。9月30日の夜に開花しましたので一週間前から開花迄蕾が大きく成る様子の写真を添付します。

9月24日ー1
9月24日ー2
9月24日ー3
9月27日ー1
9月27日ー2
9月27日ー3
9月28日ー1
9月28日ー2
9月28日ー3
9月29日AM7時ー1
9月29日AM7時ー2
9月29日AM7時ー3
9月29日PM5時ー1
9月29日PM5時ー2
9月29日PM6時
9月29日PM7時
9月29日PM8時
9月29日PM9時
9月29日PM10時満開-1
9月29日PM10時満開ー2
9月29日PM10時満開ー3

月下美人

このサボテンは、メキシコの熱帯雨林地帯が原産地であります。サボテン科クジャクサボテン属の常緑多肉植物です。月下美人は原産地から日本に入ってきた原種であります。絶滅のおそれがある野生動植物の種の国際取引に関する条約(ワシントン条約)の適用対象植物です。古くから日本に普及していた株は、原産地から日本に入ってきた1つの株から挿し木や株分けで栽培された同一クローン株であります。

 月下美人は「ナイトクイーン」という別名が有り、夜の間だけ咲くという性質があります。透けるように真っ白くて美しい花を女性に例え「月下美人」と名付けられたといわれています。

 花は、夜に咲き始め翌朝には萎んでしまいます。香りが強いこと、夜に咲くのは原産地の熱帯雨林地域において小型コウモリ類媒介受粉への適用だと考えられています。

 日本での栽培下では6~10月に咲きます。一回目の開花から株の体力が回復すれば2~3回咲くことがあります。開花中の花、開花後の萎んだ花共に食用(三杯酢等)にでき、咲いている花は焼酎につけると保存できます。台湾ではスープの具として使われています。

茎と葉

昆布のような葉は、茎節(けいせつ)と呼ばれる茎が退化したものです。成長期にはその形状とは明らかに違う棒状茎を伸ばし、その茎から昆布状の葉が出て来てその葉のくぼみから翌年花芽が出てきます。

水やりについて

月下美人は熱帯雨林地帯を原産とする森林性サボテンであるため、水を好む性質をしています。

 成長期の5月~10月位に掛けては、土の表面が乾いたらたっぷりと水をあたえます。但し、水のやり過ぎで多湿になると根腐れを起こすこともあるので注意をしてください。休眠期にあたる11月~4月にかけては、土の表面が乾いてから数日待って水やりをしてください。

日照管理と栽培場所

月下美人は花芽をつけるには、しっかりと日光に当てることが大切です。年間を通じて、日当たりの良い場所で育てましょう。

5月~6月は気温が15~20℃前後は、屋外の日なたに置き、直射日光を当てます。

 梅雨明から9月後半頃の暑い時期は、直射日光には当てないようにし、屋外の半日陰もしくは明るい日陰に置いてください。

 9月後半から10月後半は屋外の日なたに置いて、しっかりと日光を当てます。

 11月~4月は寒さに弱いため、冬から春にかけては屋内の暖かく日当たりの良い場所で管理します。室温が10℃を下回らないよう気を付けてください。また、暖房が直接当たらないように注意してください。

※参考資料

◎wikipedia等インターネット情報