多摩地域勉強中のmaruです。
以前「AIで一発!カメラをかざすと花の名前がわかる「ハナノナ」アプリ」という記事を書きましたが、今回も散歩に役立つスマートフォンアプリの機能を紹介したいと思います。
ご紹介するのは、「グーグルフォト」というアプリの中の「グーグルレンズ」という機能です。
グーグルレンズとは?
グーグルレンズは写真を調べると植物や史跡・建物、その他いろいろな画像の情報を教えてくれる機能で、「グーグルフォト」というアプリから無料で利用できます。
グーグルフォトの初期設定方法などは、参考ページをごらんください。
参考:Googleフォトのログインのやり方。初心者向け初期設定の方法。 – Hep Hep!
いろいろな写真にグーグルレンズを使ってみる
それではさっそく使ってみましょう。まずは「グーグルフォト」アプリを開きます。
写真の一覧から、名前を調べたい写真をクリックします。
画面下のグーグルレンズのアイコンをクリックします。
すると検索結果の画面が出るので、画面を上に引き上げます。
検索結果の一覧が出ました。
検索結果から、この写真の花は「ヤマブキ」の可能性が高いことがわかります。
グーグルレンズはWeb上にある画像から似た画像を探して「もしかしてこれじゃない?」と提案してくれる機能なので、完全に正確というわけではないのですが、なかなかの精度だと思います。
別の植物の写真でも試してみましょう。こちらはマクロレンズの記事のために撮影した青い花です。
レンズアイコンをタップすると…
「オオカワジシャ」の結果が!ばっちりですね。
グーグルレンズは建物も検索してくれます。はたしてこのクラシカルな建物はいったい?
グーグルレンズアイコンをタップすると…
小平市の「ガスミュージアム」との結果が!またまた大正解です。
次は場所です。この赤い灯籠がいくつも立ってる場所はどこなんでしょう。
同じようにグーグルレンズアイコンをタップして…、
結果はみなさんご存知高尾山でした。
こちらは、北海道旅行の際に北海道大学でクラーク先生と間違えて撮ったどなたかの像です(ごめんなさい!)。
グーグルレンズで調べてみると…、
ちゃんとお名前が出ました。北海道帝国大学の初代総長とのことです。
グーグルレンズ先生は何でも知っているのでマンホールも調べられますよ。
グーグルレンズアイコンをタップ!
色違いですが、ちゃんと立川市のくるりんマンホールが表示されています。
グーグルレンズの便利な機能
写真の中の文字も抜き出せます。写真は神代植物公園で見かけたダース・ベイダーのような花の案内板です。
「画像からテキストをコピー」をタップします。
テキスト選択モードになるので、必要な範囲をコピーします。
コピーしたあとは「メモ帳」アプリなどのテキストエディタに貼り付けることができます。
↓以下はグーグルフォトからそのまま貼り付けた文章です。
アリストロキア ・サルバドレンシス
学名: Aristolochia salvadorensis
ウマノスズクサ科の植物。 原産地はエルサルバ ドルで、 名前の由来となっています。
常緑のつる性低木で、地瞭付近から伸びる細い花 茎に花をつけます。 花は直径約4cmで、萼筒の中心 付近にある2つの白い模様は、昆虫を誘き寄せるた めの目印とも言われています。 最近では映画スター ウォーズの「ダース・ベイダー」に似た花として話題 になりました。
神代植物公園「アリストロキア ・サルバドレンシス」の案内板より
一部余計なスペースが入ったり、漢字が変な箇所もありますが、かなり正確に文章が抜き出せていることがわかります。
グーグルレンズでは、他にも以下のような情報が調べられるそうです。
- 衣料品や家庭用品: 類似の商品や、その商品を購入できる場所を確認できます。
- バーコード: バーコードを使って、その商品を購入できる場所など、商品に関する情報を確認できます。
- 名刺: 電話番号や住所を連絡先に保存できます。
- 書籍: 概要を表示し、レビューを読むことができます。
- イベントのチラシや広告: カレンダーに予定を追加できます。
- ランドマークや建物: 歴史的事実や営業時間などを確認できます。
- 美術館の絵画: 作者についての情報などを読むことができます。
グーグルレンズ、いかがでしたでしょうか。「この写真、どこで撮ったんだっけ…?」「この植物の名前は…?」というときに役に立つのではないでしょうか。
気になった方はぜひ使ってみていろいろ試してみてください。