「第50回多摩めぐり 作家吉村昭の書斎を訪ね、あわせて多摩地域の東端エリアを散策する」を12月21日(日)に開催します

第24回多摩めぐり
多摩を深める~仙川・野川・喜多見
芸術文化と学生の町仙川から春の野川を散策して喜多見江戸氏を探る

今年最初の多摩めぐりは、多摩地区と東京区部との境目を、調布市から狛江市、世田谷区へと南下します。

京王線の仙川駅周辺は、20年ほど前から開発が進み、新しい商業施設が開業し、昔ながらの商店街と相まって、閑静で治安のよい住宅地として、「都内で3回以上の引越経験者が選ぶ新婚夫婦が暮らしやすい都内穴場駅」の第一位に選ばれました。世界的建築家の安藤忠雄設計の建物が並ぶ安藤ストリートがあり、女子大2校の学生が闊歩する明るい街です。武者小路実篤の旧宅のあった実篤公園も近くです。町を南下すれば、国分寺崖線に沿って流れる優しい穏やかな野川の流れが迎えてくれます。またこの頃は堤のサクラが満開?の筈です。といいながらも、昭和時代は狛江の暴れ川として恐れられた中規模河川でした。

桓武平氏に連なる豪族の江戸氏は、源頼朝が平家討伐に向けて挙兵した時馳せ参じた関東の有力武家で、室町時代に太田道灌に譲ったものの、今の江戸城の先住者といわれます。関ヶ原の戦い等で功績を挙げて、江戸氏庶流在の喜多見に所領を安堵され、綱吉の時代には大名となり喜多見藩を立藩します。生類憐み令による犬小屋が中野の前に建てられた処です。短期間で廃藩となり、喜多見家は滅びましたが、その菩提寺慶元寺や由緒ある神社等の残る世田谷区喜多見を巡ります。

コース

京王線仙川駅(集合) → 昌翁寺 → 仙川一里塚 → ハーモニー通り → せんがわ劇場・東京アートミュージアム → 桐朋学園 → 寺町→ 滝坂道 → 実篤公園 → 大坂 → 入間川 → 糟嶺神社・明照院 → 入間川野川合流地 → 野川 → 野川緑地広場・世田谷トラストまちづくりビジターセンター(昼食) → 神明の森みつ池入口 → 次大夫堀公園・民家園 → 知行院 → 稲荷塚古墳緑地 → 須賀神社 → 第六天塚古墳 → 慶元寺 → 氷川神社 → 筏道・念仏車 → 小田急線喜多見駅(解散)  【歩行距離 約9.6㎞】

イベント概要

集合日時2022年3月26日(土)午前9時30分
※小雨決行        
集合場所京王線仙川駅 改札外(改札は1ケ所)
※解散は、小田急線喜多見駅で午後3時20分頃の予定
ガ イ ド須永俊夫
費  用参加費1,000円(資料代・傷害保険料等)
※せんがわ劇場・東京アートミュージアム・
 武者小路実篤記念館には入場しません
募集人員20名(先着順) 
※新型コロナ感染防止のため通常より減員しています。
持 ち 物弁当・飲み物・筆記用具・雨具 他
※マスク着用。体調不良時は参加をご遠慮ください。

申し込み方法

氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ

申し込みと問い合わせ

「多摩めぐりの会」事務局Eメールアドレス → tama.meguri@gmail.com

申込締切

3月20日(土)

当日の連絡先

味藤 090-7286ー2124