「第43回多摩めぐり 戦争遺跡の浅川地下壕と緑の聖域武蔵野陵墓地をめぐる」を4月21日(日)に開催します

第23回多摩めぐり 多摩を深める~山口貯水池(狭山湖)を育んだ狭山丘陵の恵みと自然保護

明治・大正期、上水の供給量の増大にせまられた東京市は、昭和2年(1927)狭山丘陵に村山貯水池(多摩湖)を建設しました。しかし東京の発展は予想以上に速く、さらなる上水の確保にせまられます。候補に上がったのが再び狭山丘陵で、山口貯水池(狭山湖)の建造でした(昭和9年竣工)。狭山丘陵に決まった理由は立地が良いことと、羽村で取水した多摩川の水を、村山貯水池へ通水している導水管を分岐させて山口貯水池へ接続できる、という利点によるものでした。山口貯水池の完成により、ほぼ現在の東京23区に給水が及ぶ原形ができました。

しかし狭山丘陵では、山口貯水池建設後も丘陵の開発が進み、レジャー施設、住宅団地などの造成が進みます。その中で、丘陵の緑を守るための運動、ナショナル・トラスト(寄付を募り森を買い取る)運動が起こり、昭和59年(1984)「さいたま緑のトラスト協会」、平成2年「トトロのふるさと基金」が設立しました。今回の多摩めぐりでは「トトロの森」や「緑のトラスト保全地」も訪れる予定です。

美しい湖面に湖誕生の思いをはせ、自然豊かな森をめぐってみませんか。

コース

小手指駅(集合) → (バス) → 大日堂 → クロスケの家 → 三ヶ島八幡神社 → トトロの森29・50号地 → 山口貯水池・あずまや(昼食)→ 山口貯水池堰堤 → 第1・第2取水塔・親柱・高欄 → トトロの木 → トトロの森28号地 → 堀口天満天神社 → 緑のトラスト保全2号地 → トトロの森1号地 → トトロの森3・15・48号地 → 西武球場前駅(解散)  【歩行距離 約5.7㎞】

イベント概要

集合日時2021年12月18日(土)午前9時30分
※雨天の場合延期(開催日は別途決定)        
集合場所西武池袋線小手指駅改札外(9:48発のバスに乗車)
※解散は、西武球場前駅(西武狭山線・西武山口線)
 午後3時頃の予定
ガ イ ド相山 誉夫・前田 けい子
費  用参加費1,000円(資料代・傷害保険料等)
※別途バス代200円各自負担
募集人員20名(先着順) 
※新型コロナ感染防止のため通常より減員しています。
持 ち 物弁当・飲み物・筆記用具・雨具 他
※マスク着用。体調不良時は参加をご遠慮ください。

申し込み方法

氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ

申し込みと問い合わせ

「多摩めぐりの会」事務局Eメールアドレス → tama.meguri@gmail.com

申込締切

12月13日(月)

当日の連絡先

味藤 090-7286ー2124