「第50回多摩めぐり 作家吉村昭の書斎を訪ね、あわせて多摩地域の東端エリアを散策する」を12月21日(日)に開催します

第22回多摩めぐり 多摩を深める~在原業平伝説~
平安貴公子を武蔵野に追い、落合川・野火止用水を歩いて平林寺へ

在原業平は、百人一首において、また古典の教科書で馴染みのある、記憶の片隅に残る平安時代の人物と思います。六歌仙などにも入いるほどの和歌の才能に恵まれた平安時代を代表する文化人でした。

ですから、在原業平は京の都で華やかに暮らし続けたものと思ってしまうのですが、実はこの多摩地域(今の東久留米市域)にやって来て暮らしたという伝説があるのです。

「伊勢物語」という平安時代の歌物語があります。この物語の主人公は在原業平に重なるところがあるとされているのですが、物語中の重要なエピソードに都から武蔵国にやってくる「東下り」があります。

この「東下り」の際に、在原業平が東久留米に足跡を残したという伝説が生まれました。ロマンスあり、そして絶体絶命のピンチありの物語です。

その「在原業平伝説」の地を訪ねます。

「笠懸の松」伝説、「野火止」伝説に語られる業平ゆかりの場所を訪ねつつ、東久留米市を代表する落合川の水辺や江戸時代に武蔵野台地に開削された野火止用水をたどって、業平伝説のクライマックスの舞台平林寺(埼玉県新座市)へ至ります。

平林寺境内では玉川上水の開発に関わった松平伊豆守信綱や安松金右衛門の墓所も訪ねます。

訪れる時分には、史跡に指定されている平林寺の境内林で、色づく武蔵野をじっくりと味わうことができることでしょう。

コース

西武池袋線・ひばりヶ丘駅(集合)→ 笠懸の松 → 沢頭湧水池 → 南沢氷川神社 → 多聞寺 → 落合川 → 浄牧院 ⇒バス⇒ 東久留米団地(昼食) ⇒バス⇒ 野火止史跡公園 → 野火止用水平林寺堀 → 平林寺(解散)⇒バス⇒ JR武蔵野線新座駅 or 西武池袋線・東久留米駅  【歩行距離 約9km】

イベント概要

集合日時2021年11月20日(土)午前9時 ※小雨決行
※当日、発熱・風邪の症状などで体調不良の方は、ご参加を
 見合わせてください。
集合場所西武池袋線ひばりヶ丘駅改札 ※解散は午後3時半頃の見込み
ガ イ ド味藤 圭司
費  用参加費1.500円(資料代、傷害保険料、平林寺参拝料等を含む)
別途、途中で利用する3回分のバス料金560円(各自支払い)
募集人員 20名(先着順)
※新型コロナ感染防止対策のため、通常開催時よりも減員しています
持 ち 物弁当・飲み物・筆記用具・雨具 他
※マスク着用をお願いします                  

申し込み方法

氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ

申し込みと問い合わせ先

「多摩めぐりの会」事務局Eメールアドレス  tama.meguri@gmail.com

申し込み締切

11月14日(日)

当日の連絡先

090-7286-2124(味藤・みとう)