東京の水道の近代化が始まってから今年で121年目になります。江戸期から明治期に入ると、玉川上水で使われていた木樋は腐朽、人口の増加、衛生思想が普及し上水の整備は喫緊の課題でした。
明治31年(1898)、東京市は近代設備を備えた淀橋浄水場を設置、給水を開始しました。しかし、東京の発展は予想以上に速く、さらなる上水の整備にせまられます。そこで、講じた対策が狭山丘陵に上貯水池と下貯水池からなる村山貯水池(多摩湖)の建設です。大正5年(1916)に始まり昭和2年(1927)に完成した湖は東京市民の水がめとして多大な貢献を果たしましたが、誕生の過程のみならず、誕生後もさまざまな課題に直面しました。
何故、狭山丘陵が選ばれたのでしょう。湖の地にはどのような歴史が刻まれてきたのか。美しい水面を見せる湖の周りには、緑豊かな公園、にぎわいを見せる西武ドームなどとともに湖にまつわるさまざまな足跡を見ることができます。
景勝の湖が映し出す光と影を求めて湖畔を巡ってみませんか。
コースについて
コース
西武多摩湖線/武蔵大和駅 (集合) → 下貯水池 → 排水路トンネル → 中島昇君之碑 →遊園地西駅 ―[ レオライナー] → 西武球場前駅(西武ドーム)→ 金乗院(昼食) → 玉湖神社 → 多摩湖橋 → 中島博士頌徳碑 → 慶性門 → 鹿島休憩所 → 八幡神社 → 東大和市立郷土博物館 (解散)
イベント概要
集合日時 | 2019年6月15日(土)午前9時30分 |
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集合場所 | 西武多摩湖線 武蔵大和駅改札口 解散は午後3時頃を予定 東大和市駅(西武拝島線へ連絡)経由、JR立川駅北口行のバス停へ ご案内します |
ガイド | 相山誉夫・前田けい子 |
費用 | 参加費 1,000円(資料代、傷害保険料など) 別途、電車賃(レオライナー)144円各自負担 |
募集人員 | 30人(先着順) |
持ち物 | 弁当、筆記具、雨具、飲み物 他 |
お申込み方法
名前、年齢、住所、当日連絡可能な電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ
お申込みとお問合せ先
「多摩めぐりの会」事務局
メール:tama.meguri@gmail.com
申込締切
6月8日(土)
*当日の連絡先 090-7630-0195(関根)