「第49回多摩めぐり 晩秋の奈良ばい谷戸を散策し、小野路宿の歴史を辿る」を11月24日(日)に開催します

第39回多摩めぐり 多摩を深める
武蔵国国府は1300年前なぜ府中に?
府中の国府跡・大國魂神社と砂利電・競馬場を巡る

縄文時代、弥生時代に続いて奈良の纏向(まきむく)からの大和政権が、全国へ支配を広げて前方後円墳が支配受容を実現した印になりました。各国支配は、地域有力豪族を国造に指名し、全国の行政制度が整えられた701年の大宝律令施行後の703年にはわが武蔵国に天皇支配統制の国司(いわば現代の県知事)が派遣されました。それまでは、武蔵という東国の大国では、天皇家に助けを頼んで北関東の豪族を破った、埼玉県行田市の埼玉古墳群周辺の一族が中心でしたがなぜ大きな古墳もない府中市に国司がおかれるようになったのか、その事由が定かには判明せず謎が謎を呼んでいます。

ここ府中市は、八王子市、町田市に次いで東京都下で人口が3番目に多い市です。多摩川を挟んで、昔から地域の中心都市として、六所宮で広がる大國魂神社の神威はもとより、鎌倉時代終末の大戦もあり、徳川家康の江戸入り後は古甲州道が整備されて甲州街道の府中三宿といわれた宿場町でもあり、毎年五月には大國魂神社のくらやみ祭で大賑わいします。行政機関・病院等の公共機関が数多く集積する主要都市です。

国府設置後には大國魂神社中心の交通網が拡がり、その後明治以前の川砂利需要急拡大で、多摩川の川砂利採取が盛んになり砂利電車が走りました。砂利掘り後の大穴には競艇場もできました。そうそう、東京競馬場も忘れてはいけません。

主なコース

JR南武線西府駅(集合) → 御嶽塚古墳 → 武蔵府中熊野神社古墳 → 高倉塚古墳 → 分倍河原駅 → 新田義貞像 → 高安寺 → 下河原線跡 → 番場宿 → 御旅所・高札場 → 善明寺 → 坪宮 → JR府中本町駅 → 国司館と家康御殿史跡広場 → 大國魂神社 → 東照宮 → ふるさと歴史府中館 → 宮乃咩(みやのめ)神社 → 馬場大門欅(けやき)並木 → 源義家像 → 府中駅 → 明治天皇行在所 → 国史跡武蔵国府跡(国衙地区) → 京所道(きょうづみち) → 猿渡家墓所 → 多磨寺跡 → 府中競馬場前駅 → 武蔵国府八幡神社 → JRA東京競馬場東門 → JRA競馬場博物館 → <ちゅうバス> → 京王線府中駅(解散)

開催概要

集合日時2023年10月21日(土)
※小雨決行
集合場所JR南武線 西府駅改札
※解散は、京王線府中駅に15時半頃の予定
ガ イ ド須永 俊夫
費  用参加費1,000円(資料代、障害保険料等)
※別途、競馬場入場料200円・ちゅうバス料金100円が必要
持 ち 物弁当、飲み物、筆記用具、雨具他
募集人員30名(先着順)

申込方法

氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ

申込と問い合わせ

「多摩めぐりの会」事務局Eメールアドレス ⇒ tama.meguri@gmail.com

申込締切

10月14日(土)

当日の連絡先

090-7286-2124(味藤・みとう)

「第39回多摩めぐり」のチラシを表示