「第50回多摩めぐり 作家吉村昭の書斎を訪ね、あわせて多摩地域の東端エリアを散策する」を12月21日(日)に開催します

第40回多摩めぐり 多摩を深める~130年前にあった三多摩東京移管、その経緯を町田で探る
併せて、この地で創業したクリクラ水製造工場見学

多摩地域は、都民が自然にふれる憩いの場所であり、都市近郊の貴重な農耕地を持ち、多くの企業が活動する場として魅力ある地域となっています。

その過去をたどると、現在424万人余りが住む多摩地域も明治26年(1893)3月までは、神奈川県に属し当時の東京府の区域外となっていました。同年2月の第四回帝国議会において三多摩の東京移管が可決され同年4月に施行されました。今年は区切りの130年目に当たります。

明治初年頃から三多摩成立までの足跡を追って、移管前後の背景や経緯を探ります。議会上程からわずか10日で可決された移管案、当時の神奈川県議会、地元代表者、首長、府県知事などの対応を見て、当時三多摩で盛んだった自由民権活動家の活動と併せて探ってみましょう、町田市立自由民権資料館の学芸員の方からこれらのお話を伺います。

野津田出身で三多摩の自由民権運動の最高指導者と呼ばれ移管反対派であった石阪昌孝(いしざかまさたか)の屋敷跡(今は「ぼたん園」となっている)や同じ野津田出身の民権家で国会議員を長く務め、原敬の右腕として活躍した村野常右衛門(むらのつねえもん)の墓を訪ねて当時の社会に思いを馳せましょう。 最後は、創業者の西山由之が昭和46年(1971)にこの地で創業したNAC(ナック)のクリクラ町田工場を見学。安全・安心・おいしい水の製造ラインと研究施設などを見学します。

主なコース

小田急線・鶴川駅(集合) → <バス> → 「綾部入口」 → 町田市立自由民権資料館 → 野津田神社 → ぼたん園・民権の森(昼食) → 華厳院 → クリクラ町田工場 (解散) ※最寄りバス停「五反田」

開催概要

集合日時2023年11月22日(水) 午前 9時 40分
※雨天決行     
集合場所小田急小田原線・鶴川駅 北口改札
※10時09分発のバスに乗車
※解散は、クリクラ町田工場にて午後3時15分頃を予定
ガ イ ド吉田 敏夫
費  用参加費 1,000円(資料代、障害保険料等)
※別途、バス代240円(帰途含まず)各自負担
持 ち 物弁当・飲み物・雨具・筆記用具 他
募集人員30名(先着順)

申込方法

氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ

申込と問い合わせ

「多摩めぐりの会」事務局Eメールアドレス  tama.meguri@gmail.com

申込締切

11月14日(火)

当日の連絡先

090-7286-2124(味藤)

「第40回多摩めぐり」のチラシを表示