「第50回多摩めぐり 作家吉村昭の書斎を訪ね、あわせて多摩地域の東端エリアを散策する」を12月21日(日)に開催します

第31回多摩めぐり 多摩を深める~
新選組のふるさと日野を訪ねる
志士を生んだ風土と時代を探る《日野宿編》

日野の古老たちは、明治維新を瓦解と言ったという。幕末、会津藩と共に京の治安維持を担った新選組。その中心になったのは、多摩の農民出身の者たちでした。日野は、副長土方歳三と六番隊組長を務めた井上源三郎の出身地であり、近藤勇、沖田総司といった新選組の中核となるメンバーとの出会いの場所でした。それが日野本郷の名主であり本陣を構えていた佐藤彦五郎の道場でした。彦五郎は、土方の義兄であり自らも天然理心流の免許皆伝で、新選組として活躍する近藤や土方を多摩の地から支え続けました。

今回の多摩めぐりは、旧日野宿を中心とした地域をめぐり、時勢に流されながらも、最後まで幕府軍として戦い続けた彼らの思いを、幕末の多摩の状況と共に探ってみたいと思います。

そして先祖の遺品を大切に守り、個人で資料館を運営する館長のお話に耳を傾けましょう。

多摩川と浅川に挟まれた低地に張り巡らされた幾本もの用水は、多摩の米蔵と呼ばれた穀倉地帯を支え、実収三千石ともいわれた石高を日野郷にもたらしました。日野台地からは、中央高速を下に眺め、遠くには狭山丘陵を見渡せます。 晩秋の一日、用水の流れと日野台地からの景観を楽しみながら、幕末を生きた人々に思いを馳せてみませんか。

主なコース

JR日野駅 (集合)→ 八坂神社 → 宝泉寺 → 西の地蔵 → 矢の山公園 → 新選組のふるさと歴史館 → 御駒止の松 → 大昌寺 → 日野用水上堰堀 → 問屋場・高札場跡 → 日野宿交流館(昼食) → 佐藤彦五郎新選組資料館 → 日野宿本陣 → とんがらし地蔵 → 井上源三郎資料館 → 欣浄寺 → JR日野駅(解散)

開催概要

 集合日時 2022年11月20日(日)午前9時30分
※解散は、JR日野駅にて午後3時30分頃の予定             
※小雨決行
※当日、発熱・風邪の症状などで体調不良の方は
 ご参加を見合わせて下さい
集合場所JR日野駅 改札外
ガ イ ド永江 幸江、相山 誉夫
費  用参加費1,000円(資料代・傷害保険料等を含む)
※別途、各資料館入館料として1.000円、
 本陣・新選組のふるさと歴史館入館料300円が必要です
募集人員30名(先着順)
持 ち 物弁当・飲み物・筆記用具・雨具 他
※マスク着用をお願いします

申込方法

氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局までお申し込みください

申込と問い合わせ

「多摩めぐりの会」事務局Eメールアドレス ⇒ tama.meguri@gmail.com

申込締切

11月13日(日)

当日の連絡先

090-7286-2124(味藤・みとう)

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