「第49回多摩めぐり 晩秋の奈良ばい谷戸を散策し、小野路宿の歴史を辿る」を11月24日(日)に開催します

第28回多摩めぐり 多摩を深める講演会
縄文人が拓いた奥多摩の山々の登山道
~日本地理学会 小岩清水さん語る

多摩めぐりの会が発足して5年目になります。新型コロナウイルス禍による活動休止を経ながらもこれまでに27回行ってきた「多摩めぐり」では、いずれも訪ねた先の歴史や文化、自然などに触れて地域の魅力を体感して、私たちが暮らす多摩地域への関心をますます深めています。

地域を知るきっかけは、思いのほか身近にあることを示唆してくださるのは小岩清水さん(調布市)です。小岩さんは元高校教員で、生徒の課外学習の一環で奥多摩の山々を歩いたことがきっかけで山深い集落の成り立ちを紐解くことに繋げました。

暮らしぶりなどを見て、その道は縄文人が切り拓いたであろう形跡を嗅ぎとりました。なぜ交易路を作らなければならなかったのか。今日までの姿をあぶり出します。

そんな夢とロマンあふれる小岩さんの手法は、地域の歩みを紐解く手立てになります。皆さんがお住まいの地域、あるいは関心があるエリアに改めて目を向けていただけるきっかけになるでしょう。ぜひご参加ください。

講師プロフィール

こいわ しみず 昭和16年(1941)岩手県生まれ。高校時代から自然活動に傾注し、進学した専修大学では谷川岳・一ノ倉沢の巨大岸壁と縦深の大峡谷を調査して自然地理学に熱中した。卒業後、同大付属高校地理教員となる。教職の傍ら「中部以北山岳域の気候学的自然研究」で日本気象学会学術奨励賞受賞。富士山・大沢災害や北海道ウォーターフロントなどの研究も手掛けた。平成17年(2005)同高校副校長を最後に退職した後も奥多摩にかかわり続けて地域交流を図っている。その一方で東日本巨大地震の津波被害を受けた郷里で災害調査に志願して現場に入り、津波専門委員を2年務めた。日本山岳会・日本地理学会の永年会員、日本雪氷学会に所属

開催概要

日  時2022年8月7日(日)午後2時開演 終了は午後4時を予定
 ※開場は午後1時30分から           
会  場武蔵野プレイス 4階フォーラム
JR中央線武蔵境駅 南口 徒歩1分
(武蔵野市境南町2-3-18)
 ※下記案内図参照
費  用参加費1,000円
募集人員先着50名
持 ち 物筆記用具・飲み物など
武蔵野プレイス案内図

申込方法

氏名・住所・電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ

申込と問い合わせ

「多摩めぐりの会」事務局 Eメールアドレス tama.meguri@gmail.com

申込締切

8月1日(月)

当日の連絡先

090-7286-2124(味藤・みとう)