多摩地域に六つある蔵元の中で、今から420年ほど前の慶長元年(1596)創業の蔵元があります。開業当時は、江戸の町づくりが盛んで、人々が集まり建設資材や生活物資などが盛んに荷揚げされる神田鎌倉河岸(現在の千代田区内神田1丁目)に店を構え、酒屋兼立ち飲み屋として、灘からの「下り酒」を飲ませ商っていました。これが、現在、東村山市にある「豊島屋酒造」の起源と言われています。
良質な地下水と酒米で、豊かな香りと味わいを備えたお酒を醸しています。明治後半年から合名会社を設立して灘で醸造を始め、東村山市で醸造場を立ち上げたのは昭和の初めですが、江戸から繋がる歴史に重みが感じられます。今回は、この蔵元を訪ね看板銘柄の「金婚」などを味わってみましょう。
多摩地域の北部では畑作が中心で、昔から小麦の栽培が盛んに行われてきました。このことから、「うどん」など小麦主体の食文化が育まれました。ふぞろいの麺・コシが強く・色もやや茶色がかっていますが手打ちうどんとして親しまれています。「武蔵野うどん」と言われているこのうどんを、蔵元近くの「ますや」さんで、足コネなどの手打ち作業を体験し、地産野菜のてんぷらを添えて一緒に食してみましょう。
コースについて
コース
西武国分寺線 東村山駅東口 (集合) → 豊島屋酒造 → うどん「ますや」 → 東村山駅(解散)
イベント概要
集合日時 | 2020年12月7日(月)午前9時30分 小雨決行 (当日、発熱・風邪の症状など体調不良の方はご参加を 見合わせてください。) |
---|---|
集合場所 | 西武国分寺線 東村山駅東口 解散は、東村山駅 午後2時頃を予定 |
ガ イ ド | 吉田敏夫 |
費 用 | 参 加 費 1,000円(資料代、傷害保険料等) 別途 2,000円(蔵見学・食事代等) |
募集人員 | 20名(先着順) (新型コロナ対策のため通常開催時より減員しています。) |
持 ち 物 | 筆記具、雨具、飲み物 他 (マスクの着用をお願いします。) |
お申込み方法
名前、年齢、住所、当日連絡可能な電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ
お申込みとお問合せ先
「多摩めぐりの会」事務局
メール:tama.meguri@gmail.com
申込締切
11月29日(日)
当日の連絡先
090-7630-0195(関根)