八王子市西部の恩方地区を東西に延びる陣馬街道は、古くは案下道(あんげみち)・恩方街道と呼ばれ、甲州街道の裏街道として人々の往来が多かった。交通の要所であり、幕府の口留番所が置かれた。谷あいの集落でもある恩方は、平家落人伝説や武田信玄の息女松姫が隠れ棲んだ金照庵など乱世の時代の隠れ里を忍ばせる。山村が育んだ文化・風土は、日本最古の学校として名高い足利学校の校長を輩出した。江戸の人形遣いの流れをくむ八王子車人形の西川古柳座の拠点も恩方だ。平成8年(1996)に国・記録選択無形民俗文化財の指定を受け、年間およそ70回の公演を国内各地で行っている。アメリカ・ヨーロッパ等の公演でも評価が高い。この八王子車人形の稽古場で五代目西川古柳氏による講話に耳を傾け、一人遣いの人形芝居を鑑賞、江戸の粋を伝える人形ぶりを堪能する。特産品のブルーベリーにも舌鼓を打ちたい。
コースについて
コース
JR高尾駅 (集合) ―[ バス]→ バス亭・恩方上宿→八王子車人形西川古柳座 → 皎月院 ―[ バス]→ 夕やけ小やけふれあいの里 (昼食)→関場(口留番所、松姫の碑、足利学校校長輩出の地など) → ブルーベリー(中村農園) →興慶寺→ バス停・狐塚 ―[ バス]→ JR高尾駅(解散)
イベント概要
集合日時 | 2018年7月22日(日)午前9時00分(9時18分のバスに乗車します) 解散は午後4時見込み |
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集合場所 | JR中央線高尾駅北口 |
ガイド | 関根充、須永俊夫、前田けい子、永江幸江 |
費用 | 参加費 1000円(資料代、傷害保険料など)、車人形鑑賞500円、ブルベリー代300円 合計1800円 <別途バス代990円各自負担> |
募集人員 | 30人(先着順) |
持ち物 | 弁当、筆記具、雨具、飲み物 他 |
お申込み方法
名前、年齢、住所、当日連絡可能な電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ
お申込みとお問合せ先
「多摩めぐりの会」事務局
メール:tama.meguri@gmail.com
申込締切
7月14日(土)
*当日の連絡先 090-7630-0195(関根)
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第4回多摩めぐり~多摩を深める 八王子市恩方地区案下道(あんげみち)に息づく文化と人を求めて