多摩動物公園の入園・ライオンバス乗車には予約が必要
2020年10月26日のブログ「多摩動物公園のライオン園は準備中・練習中」から約8ヶ月が経過した2021年7月3日(土)にライオンバスが再開しました。2021年9月現在、入園およびライオンバスの乗車には、インターネット又は電話での事前予約が必要です。
自宅から数十分で行ける動物園が、事前予約制になり、フラッと見学するにはちょっと敷居が高くなってしまいました。多摩動物公園は、アップダウンの激しい山道なので、お天気も重要ですし、8月下旬から肌寒い雨の日が続いて天気がスッキリしません。そしてついに「ライオンバス乗車整理券付き入園整理券」が予約できました。
感染対策も万全で安心のライオンバス
12:30入園という予約だけなので、指定時間に入場券を買って入園し、そこからライオンバス乗り場へ直行します。ライオンバス乗車券を購入できる時間が決まっており、予約した入園時間からおおよそ1時間以内です。ライオンバスに乗車する時間は、乗車券購入時に選べます。
乗車券購入には、窓口と券売機があるのですが、券売機の場合、タッチパネル操作を全てスタッフがしてくれます。私はお金を支払い、チケットを受け取るだけです。その後、チケットの受け取り口だけをさっと消毒して、次のお客さんを案内していました。なるほど、タッチパネルを触るのはスタッフだけにするという感染対策の一環ですね。
バスの発車時刻まで少し時間があったので、館内にあるライオンに関する展示を観て過ごしました。
ライオンの現状
現在のライオンの生息数は、2万〜3万頭と推定されている。約100年前は、アフリカ全体で20万頭以上生息していたという。主に夜間に活動し、密猟を恐れ、人間から隠れて生活するため、正確な数を知るのは難しい。実際にはもっと少ないかもしれない。
ライオンはなぜ減っているのか?
アフリカの人口は12億人、2050年までに約2倍に増えると言われている。人々が必要とする住居や農地、家畜の放牧地の拡大により、ライオンの生息地が減少する。ライオンが家畜を襲い、その報復として人がライオンを殺すことも少なくない。
ライオンバスへの乗車時間が近づくと、”車内を消毒してから乗車をご案内します”というアナウンスが流れ、1台の乗車人数は、おおよそ大人12人、幼児4人ほどで、両隣の座席に1人分空間がありました。バスに乗ると、リアルなライオンの鳴き声の音声が流れ、ワクワク感を演出してくれます。バスに馬肉が括り付けてあるので、それを食べに来るのですが、こんなに間近に来るとちょっとドキドキします。基本、のんびり寝そべっており、バスの運転手さんが棒で音を鳴らすと肉を食べにバスの方へ来ます。
オスが寝そべっていましたが、後ろから見ると意外と腰回りと脚がスリムでホッソリしています。若いオスのようですが。動物園で飼われているからなのか?立派なたてがみとの落差でそう見えるのか?といったところでしょうか。これからお出かけ日和が続きそうです。動物園へ行く計画を立ててみるのも良いですね。遠くから眺めるライオンとはまた違ったワクワク感が、ライオンバスの魅力です。