町田をめぐる3.5時間のツアーに参加してきました。このツアーは、稲城市・多摩市・町田市からなる「南多摩3市観光推進協議会」の主催による3市を順番にめぐるツアーで、今年で3年目とのことです。今まで気づかなったのが迂闊でした。
今回は2020年4月17日にオープンした町田薬師池公園四季彩の杜西園を中心に「町田リス園」と今まさに盛りの「町田ダリア園」を見学しました。
町田薬師池四季彩の杜とは、「薬師池公園」「西園」「リス園」「ぼたん園」「ダリア園」「えびね苑」「七国山緑地(七国山ファーマーズセンター、ふるさと農具館)」「町田市フォトサロン」を含んだエリアの総称です。
西園のウェルカムゲートに集合して、まずはリス園に出発です
町田リス園
町田リス園は1988年12月にOPENしました。
障がいのある子供たちに働く場を・・という親御さん達の切実な願いに町田市(当時大下勝正市長)が「これまでにない動物園の仕事を・・」と発案され伊豆大島「りす村」の全面協力のもと授産施設としてスタートしました。
園内には約200匹のタイワンリスが、放し飼いになっていてエサをあげることができます。その他にシマリス小屋やウサギ・モルモットとのふれあい広場もありますが、コロナ禍の為にお休みでした。
手袋とエサを手に放し飼い広場に入り、すばしっこい動きにオロオロしながらもエサやりを愉しみました。
すっかり癒されてリス園を後にしました。
薬師池公園西園 ウェルカムゲート
再び西園に戻り、公園管理者の方の説明を聞きながら園内を散歩。
ウェルカムゲートは、地場食品の直売所がある管理棟、体験工房、休憩所でもあるライブラリー、カフェレストラン「44ATARTMENT薬師池店」があるお洒落な施設です。
遊具などはなく広々とした広場が特徴の西園。バーベキューもできて、何組かのグループがターフの下でBBQを楽しんでいました。
展望広場に向かってゆるやかに上る遊歩道は、傾斜度を4%未満に抑えて設計されていて、”登り”を意識しないで歩けるようになっているとか。秋の風に吹かれながら展望広場に登ると眼下は、果樹園とそれに続く農園が丘陵の間から見渡せる。ダリア園は、丘陵の向こう側らしい。
そしてお待ちかねのスイーツタイム。そう、今回のツアーはスイーツタイムがあるのです!
町田、海老名にもお店のある「44APARTMENT」(ダブルフォーアパートメント)薬師池店のスイーツを、お店は一般のお客様がいらっしゃるので体験工房でいただきます。提供されたのは、「アールグレイのパウンドケーキ、ビスタチオのアイスクリーム添え」をコーヒーと共に。パウンドケーキは、町田高ヶ坂の焼き菓子店「こがさかベイク」のもの。水はハーブやシトラスの入ったデドックスウォーターです。
すっかり満足して、足取りも軽くダリア園に向かいました。
町田ダリア園
展望台から果樹園側に降りて、農園を通ってダリア園に向かう。農園の一部はちょっと前までひまわり畑で収穫した種は、リス園へ。そしてたい肥をもらい循環させているとのこと。農園の収穫は、イベントとして親子体験などで行ったそうです。
町田ダリア園は障がい者の働く場として町田市が設置し、社会福祉法人まちだ育成会 かがやきが運営しています。
本園は、昭和60年6月開設し、現在、約15,000㎡の園内に約500品種、約4,000株のダリアを栽培しています。
開設にあたっては、柳田友輔先生、亀井潔先生のご指導を受け、日本一のダリア園である山形県川西町の「川西ダリヤ園」からは、球根の寄付を受けるなどのご協力をいただきました。
ダリア園もリス園と同様、障害のある方々の働く場所として設けられ、園の中の勾配は、働く方の運動効果を考慮しているとのことでした。
今年はダリアの当たり年だそうで、園内は花盛り。
毎年、花の名前の公募をしているそうですが、今年の命名は「燦々」に決まりました。
ダリアの花型には、いろいろな種類があることを知りました。
どちらかというと小さな花が好みなので今までダリアについては、全く興味がなかったのですが、食わず嫌いだったかも。
キレイさに圧倒されてシャッターを押したものの、それぞれ名前が付いているのでした。メモを取りながら撮り直しました。
秋を満喫した1日でした。