旧国立駅舎が完成
JR国立駅前、ずーっと建築中だった赤い三角屋根の建物。電車で通り過ぎる際に車窓から眺めるだけでしたが、遂に完成したので、途中下車してみました。
旧国立駅舎とは
1926(大正15)年に開業し、まちのシンボルのひとつとして親しまれてきた三⾓屋根「旧国⽴駅舎」が、2006(平成18)年、JR中央線の高架化工事のためにその役⽬を終え、解体されました。
解体を惜しむ多くの方々の声を受け、国立市は、解体後保管していた部材を再利用し、旧国⽴駅舎が元あった場所に再築、今年4月に完成しました。
赤い三角屋根の建物が旧国立駅舎
JRの改札を出て、目の前に建つ赤い三角屋根の建物が再築された旧国立駅舎です。建物入口には開設当時を再現した改札があります。この四角い囲いの中に駅員さんが立ち、カチッカチッと切符を切っていたのでしょう。
改札を抜けると広間があり、中央の丸いベンチは、待ち合わせや休憩をしている人たちで席が埋まっていました。
広間をぐるっと見渡すと、展示室が目に留まります。ちょうど学校帰りのランドセルを背負った小学生たちが、展示を観ながら楽しそうに賑わっていました。
この広間や展示室、そして屋外のスペースは、イベント会場としても使用することができるようです。
「私の八月十五日」パネル展を開催中
2020年7月27日(月)から「私の八月十五日」パネル展が開催されているようです。1945年8月15日の終戦を、どこで、どのように迎え、どう感じたか?戦争の記憶を文・絵・本人の声で紹介する展示です。国立駅の目の前ですから、雨でも猛暑でも気軽に立ち寄れます。ちょっと途中下車して覗いてみてはいかがでしょうか。詳細は下記サイトをご参照下さい。