七生丘陵散策路を歩く2~百草園駅から多摩動物公園駅まで

前回のブログでは、七生丘陵散策路の西コースを紹介したが、今回は東コースを紹介したい。このコースは、多摩動物公園駅から京王線百草園駅間を散策するコースとなっている。私は百草園をスタート地点とし、多摩動物公園駅に向かって歩いた。百草園百草地区センター付近から百草園に至る雑木林、および日野第三中学校裏手の雑木林が、点検の為に立入禁止(2025年2月時点)となっているため、コースはアレンジして歩いた。

画像は、クリックで拡大します

京王線百草園駅から新宿方面へ戻ると、赤い建物が人目を惹く。ジェラートの店「アルティジャーノ・ジェラテリア」だ。屋根には風見鶏ならぬ「風見牛」が、風を受けている。
百草園駅から京王百草園までのアプローチはいくつかあるが、今回は久しぶりに川崎街道から切通しの道を百草の丘陵へ入ることにした。

川崎街道から細い道を入ると里山への入り口だ。入口付近は、樹木が剪定され整備されていたが、切通しは健在だった。切通しの入り口から振り返ると、多摩川を挟んだ景色を堪能できる。

百草ファーム

切通しを抜けると右手に見えるのが、百草ファームだ。百草ファームは、昭和32年創業の日野市内で唯一の牧場で、現在ホルスタイン種とジャージー種をあわせて24頭飼育して、新鮮な牛乳をつくっている。アルティジャーノ・ジェラテリアは、モグサファーム直営のジェラート店で、搾りたての牛乳を使ったイタリアンジェラートを製造・販売している。

雑木林の散策コースが立入禁止となっているため、少し戻って六地蔵の方を迂回して進んだ。記憶では、六地蔵は畑の真ん中にあったような気がしたが、かなり宅地化が進んでいた。

京王百草園

散策コースの途中に京王百草園がある。「梅まつり」開催中でもあったので、立ち寄ることにした。入園料が500円になっていたが、京王パスポートカード提示で400円になる。
梅まつり開催中、2月の土日はライトアップもしているようだ。百草園自体が丘陵にあるので、天気次第だが園内の展望台からは新宿新都心や東京スカイツリーも望むことができる。当日は天気も良く、展望を楽しむことができた。

松連庵では、雛人形やつるし雛が飾り付けられていて、カメラにおさめようとする人達で賑わっていた。

そしてなんとアルティジャーノ・ジェラテリアのジェラートが、園内の売店で販売されていた。ミルク感が濃厚なのに甘さが口に残らないさっぱりとした味わいで美味しかった!

百草八幡宮(神社)

京王百草園から百草八幡宮へ。百草八幡宮の創建は定かではないが、「天平」の文字が刻まれた狛犬があり古い言い伝えのある神社とされる。
平安時代末期から鎌倉時代にかけて、百草の地に存在していたとされる大寺院、真慈悲寺と深い関係にあったとされる。今も背銘に「真慈悲寺」と刻んだ国の重要文化財に指定されている銅造阿弥陀如来坐像を伝えている。

百草八幡宮の裏手を通って、雑木林を降りる。この雑木林は「朝日山緑地」というらしい。説明板によると、一段と高い山でどの山よりも早く朝日があたったことから、朝日さまと言われて山の峰には祠が祀られていたという。

「朝日さま」を降りると一般道を七生小学校に向かって歩く。七生小学校の交差点にある公園が「三角点公園」という名前なので、足を止めた。説明板によると明治39年陸地測量部時代に測量のため三角座標が設置された場所であるということだ。

百草台自然公園から給水塔へ

七生小学校の隣が「百草台自然公園」だ。百草台自然公園は、かなりの階段を上って展望台へ行くルートなので、休みながら上がる。すると360度見渡せる絶景のご褒美だ。標高を調べてみると、約143m。

百草台自然公園の展望台から給水塔へと続いている。その間に住宅街に降りていく階段があったが、そこからの展望が晴らしかった。樹木がないので写真も撮りやすい。

そして給水塔へ。普段は、遠くから眺めている塔を間近で見る。給水塔の廻りを周りながら一般道に降りて、百草団地内へと続く。

給水塔から多摩動物公園駅まで

給水塔からは、百草団地から高幡団地に向かって市道を歩く。本来は湯沢福祉センター辺りから雑木林の散策路を歩くことができるが、現在は立入禁止であったので団地内を通り程久保の住宅街に至る道を歩いた。団地は丘陵にあるので、部分的に見晴らしの良い場所はあるが、やはり見どころは乏しい。多摩動物公園駅近くの道は、かろうじて雑木林と畑の間を10分位歩いた。

七尾丘陵散策路は、他に多摩動物公園の周囲を歩くコースなどもある。いずれもかなりアップダウンがありそうなコースであるが、その分眺望は期待できるかもしれない。