路線バスで立川市から武蔵野市まで行って来ました

路線バスで立川から新宿まで行ってみたいとかねがね思っていました。

今回は「多摩・武蔵野」ということで、立川駅南口から杉並区との境の地点となる武蔵野市吉祥寺東町（ひがしちょう）まで行って来ました。

立川駅南口を出発し、先ずは国立駅南口へ行き、そこから京王線の府中駅、次に武蔵小金井駅南口、京王線の調布駅そして吉祥寺駅北口迄行き、さらに西荻窪駅行バスの「武蔵野第3中学校」バス停で途中下車して最終目的地へというルートで進みました。

中央線と京王線を南に北にと行ったり来たりの路線なので、中央線に沿った路線バスはないかと調べてみましたが、西国分寺駅から武蔵境駅までは1時間に1本という本数であったりと便がよくなく、結局上記のルートで行くことになりました。

立川市、国立市、府中市、小金井市、調布市、三鷹市、武蔵野市の7市を立川バス、京王バス、関東バスの3社のバスを利用して5回の乗換で行くという行程でした。利用した行程は、バスの本数も多くスムーズに進むことができ、意外と速く目的地に着くことが出来ました。

車窓から多くの施設を見て、以前に訪ねたことを思い出したり、国道、都道と何本もの道路が交差している様に驚いたり、広い自然公園の樹々の緑に心地よさを覚えたりと、路線バスの旅は、思いの外楽しい時間となりました。

途中バス停名を見ると、何カ所か気になる所もあったので、下車して歩いてみる余裕を持てたらよかったのですが、今回は先を急ぎました。

立川駅南口から国立駅南口

立川バス、バス路線：国15－2に乗車。

立川駅南口から国立駅南口に向かいました。みのわ通りを通り向郷（むかいごう）踏切で南武線を渡り羽衣町を経て国立市に入り、旧駅舎が建つ国立駅南口に到着しました。

旧駅舎内は、歴史を感じる屋根の部材だった煉瓦、手小荷物扱所等を見学することができるようになっていました。

乗車時間：33分　

バス路線：15－1もあり、こちらの方が近道だったようです。

国立駅南口から京王線府中駅

京王バス、バス路線：国－03に乗車。

旭通りから多喜窪通りの多摩欄坂（たまらんざか）を通りました。忌野清志郎の歌「多摩欄坂」でも知られている坂のようです。その先道は新府中街道と交差し、泉町交差点を右折してバスは府中街道を進み、栄町三丁目のバス停の先では東八道路と交差してさらに進みました。車窓から東芝府中（バス停・東芝前（北府中駅前））、府中市民球場を眺めながら京王線府中駅に到着しました。

乗車時間：28分

京王線府中駅から武蔵小金井駅南口

京王バス、バス路線：武－73に乗車。

バスはバス停・ルミエール府中、天神町と、いちょう通り、学園通りを進み、浅間町で小金井街道に出ると前原交番西で新小金井街道と交差し前原町バス停前で野川を渡り武蔵小金井駅南口へと進みました。

乗車時間：25分

武蔵小金井駅南口から京王線調布駅

京王バス、バス路線：武－91に乗車。

野川を渡り、武蔵野公園、二枚橋、野川公園とバス停を通過し三鷹市に入りました。国立天文台の辺りには菜の花の黄色が続いていました。野川の大沢橋を渡り天文台通りをバスは走り、車窓から味の素スタジアム、調布市西町給水所、上石原浄水場と続く施設を見ることができました。上石原交差点付近で中央高速道路の下を通るとバスは右折し、しばらくすると旧甲州街道へでました。車窓からコブシの花を眺めていると、狭い道になり調布市に入りました。調布銀座、小島町を通過し調布駅北口に到着。この間の武蔵野公園、野川公園内の車道は両側に緑が広がり、ゆったりとした気持のよい区間でした。調布駅へ着くと人出が多く、この日は天気も良く駅前のバスロータリーの周りにある休憩所で休む人の姿がありました。私もここで一休みして次のバスを待ちました。

乗車時間：41分

京王調布駅北口から吉祥寺駅南口

京王バスと小田急バス、今回は京王バスに乗車。バス路線：吉－14、前乗り。

旧甲州街道から下布田交差点で三鷹通りへ出てバスは進みました。野川を渡り、中央道深大寺バス停下を通りました。深大寺に寄りたい気持を抑えてまた、車窓からの景色を楽しむことにしました。

昭和23年（1948）に青年学校射撃用地から都立農業高校の付属農場として譲渡された都立農業高校神代植物園、深大寺給水所、航研を過ぎてバスは、東八道路を横切り人見街道へ。下連雀に出て吉祥寺通りへと進み、井の頭恩賜公園の一角にある動物園・井の頭自然文化園の横を通ります。井の頭公園の広さをあらためて感じていると、間もなく吉祥寺駅に到着しました。吉祥寺駅は流石に大勢の人で賑わっていました。

乗車時間：41分