2025年の多摩めぐりは終了いたしました。ご参加の皆様、ありがとうございました。

「2025年 懇親会」 開催

企画立案に意欲出させた参加者たち 多摩めぐり懇親会

令和7年が暮れる12月6日午後、これまでに多摩めぐりに参加した総勢23人が魚星立川駅北口店のテーブルを囲んで懇親会を楽しんだ。

多摩めぐりの会は、平成30年(2018)3月に奥多摩町日原の住人から山間の生活ぶりを聞いた後、鍾乳洞をめぐったのを皮切りに、これまでに59回にわたって開催した。今年開催した9回に参加したのは延べ201人にのぼった。いずれも舞台は多摩各地。歴史や文化に触れ、自然などを楽しみながら学んだ。この日も午前中に国立・国分寺・立川市を繋ぐ立川基地引込線跡3.2kmを歩いて基地や引込線の重みをかみしめて沿道に展開する秋色をつぶさに見た。

懇親会では鍋料理を囲み、普段の会ではあまりできない参加者同士の話し合いで盛り上がった。八王子市の女性は「24回開催(調布市・世田谷区の仙川・野川)から参加してきたが、何よりも家族の話が和み、またその資料である冊子がきめ細かいことを家族がびっくりしている」と話せば、多摩市からやってきた男性は「1回目に参加して以来、この会の活動にはまっている」といい、他の参加者から大きな拍手が沸いた。

京都・天の橋立から町田市南町田に移り住んで間もない女性は「まったく馴染みがない東京の多摩地域とはどんなところか調べていたところ、多摩めぐりの会を知った。皆さんが私の地元南町田界わい(2024年5月18日)を歩いておられたことも私を多摩めぐりの会へ向かわせる背中を押しました」と前回(11月26日)の日の出町・日の出山荘を訪ねた回に初参加した。席上で語られた参加者の熱い思いと笑顔がスタッフに新年の企画に意欲を向かわせた。

今年行った9回の多摩めぐりに全参加した小島知世子さん(八王子市)はじめ、この日、参加が叶わなかった2人のスタッフ、ホームページの「多摩の花ごよみ」の応募写真を同定しているスタッフも紹介した。

参加者それぞれの会話が弾んで全員が一枚の写真におさまった