2024年の多摩めぐりは終了いたしました。ご参加ありがとうございました

第35回多摩めぐり 多摩を深める
 町田・真光寺川沿いの鎌倉古道早ノ道を歩く
 ~里山の暮らしに触れる古民家も

町田市北部の能ヶ谷(のうがや)、広袴(ひろばかま)、真光寺地域は、南東へ真っ直ぐに流れる真光寺川の谷が続いている地域で、鎌倉時代に拓かれました。紀州の神蔵(かみくら)、鈴木、夏目、森氏が移り住んだ「直ヶ谷(のうがや)」が元だといいます。真光寺川は、鶴見川水系であることから明治22年(1889)に5村が合併した時に「鶴川村」と命名しました。最寄りに小田急線鶴川駅(昭和2年開業)ができたことから、戦後急速に開発が進み、いまも宅地開発は続いています。

そんな家々を眼下にできるのは真光寺川の左岸台地に延びる多摩丘陵の尾根です。ここは鎌倉街道の近道だった古道の早ノ道で、いまもグリーンベルトとして残っています。鎌倉の攻防に急ぐ兵や大山詣での人らが行き交ったでしょう。

古道から見る光景は、足下まで住宅が迫っていることもさることながら「直ヶ谷」と言われる由縁を手に取る形でわかります。南方には大山、丹沢山系、富士山などの山々が連なる光景にも解放感が湧きます。

当日は、古民家の暮らしを伝えようと公開している「みんなの古民家」をはじめ、吉田茂首相の側近であり事業家だった白洲次郎、作家の正子夫妻が新宿・水道町から戦争疎開で移り住んだ「武相荘(ぶあいそう)」、さらに府中の大國魂神社の祭礼に汁物を提供したと伝わる汁盛神社などに立ち寄ります。澄んだ新緑がひときわ輝く時季です。一緒に歩きましょう。

主なコース

小田急線・鶴川駅(集合) → 香山園(かぐやまえん、古民家)→ 能ヶ谷神社 → みんなの古民家 → 武相荘 → 真光寺川 → 広袴公園(昼食) → 神明神社 → 鎌倉古道早ノ道 → サッカーJ1川崎フロンターレグラウンド →

桐光学園 → 真光寺公園 → 入谷戸バス停 ーバス乗車→ 日影バス停 → 汁盛神社 → 神奈川県企業庁柿生発電所 → セレサモス(JA直売所) → 小田急多摩線・黒川駅(解散)

開催概要

集合日時2023年6月4日(日)午前9時45分
*雨天の場合は延期(開催日未定)
集合場所小田急小田原線・鶴川駅 北口改札外
*解散は、小田急多摩線黒川駅に午後3時頃を予定
ガ イ ド菊池 等
費  用参加費1,000円(資料代・障害保険料等)
武相荘入館料1,100円 合計2,100円
別途、バス代(入谷戸~日影)180円(各自負担)
持 ち 物弁当・飲み物・筆記用具・雨具・昼食時の敷物 他
募集人員30名(先着順)

申込方法

氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ

申込と問い合わせ

「多摩めぐりの会」事務局Eメールアドレス ⇒ tama.meguri@gmail.com

申込締切

5月28日(日)

当日の連絡先

090-7286-2124(味藤・みとう)