「第56回多摩めぐり 多摩を深める~キッコーゴ醤油蔵見学と地産食材を味わう」を9月9日(火)に開催します

第57回多摩めぐり 多摩を深める~日野の穀倉地帯を潤す用水と流域の歴史に触れる(平~粟ノ須~東光寺)

「水の都日野」と呼ばれる日野市には、120㎞に及ぶ用水路が網の目状に市内を流れています。東京都で最も古い450年という歴史をもつ日野用水は永禄10年(1567)庄屋の佐藤隼人が戦国時代、八王子、日野地域を治めていた北条氏照より罪人をもらい受け開削しました。江戸時代には日野用水は170㎞に及び3千石もの石高をもたらし「日野は多摩の米蔵」とも呼ばれました。日野用水の現在の取水口は八王子市平町の平堰にあります。

古道に沿って日野用水が流れる八王子市平町、小宮町、日野市栄町の地域は、古くは平村、粟須村、東光寺村と呼ばれていました。平堰近くには多摩川に平の渡しがあり、徳川家康が天正18年(1590)八王子城視察後にこの渡しを渡り川越方面に向かったといいます。東光寺道とも呼ばれた古道は、幕末に新政府軍に追われた新選組支援者の佐藤彦五郎の逃避行の道でもありました。

また、小宮町にある東福寺の「笛継観音」には北条氏照にまつわる逸話があります。
今回の多摩めぐりは、日野用水の取水堰がある多摩川の土手、日野用水掛樋が渡る谷地川、今も田んぼが見える日野用水下堰堀を歩き、人々の生活と水との深い関わりを感じながら、歴史の一端に触れます。

主なコース

JR中央線日野駅(集合)→ <バス> → バス停・平町 → 西玉(さいたま)神社 → 大藏院 → 平の渡し跡 → 日野用水取水堰 → 八石下公園(昼食)→ 関根家長屋門 → 東福寺 → 古甲州道 → 石川堰(旧谷地川)→ お茶屋の松 → 日野用水掛樋 → 日野用水・下堰堀 →  成就院 → バス停・東光寺小入口 → <バス> → 日野駅(解散)【歩行距離 約5.7km】

開催概要

集合時間 2025年10月12日(日) 9時30分
 ※雨天中止
集合場所 JR中央線日野駅
 ※解散は14時半頃を予定
ガ イ ド 前田けい子、味藤 圭司
費  用 参加費1,200円(資料代・傷害保険料 等を含む)
持 ち 物 弁当・飲み物・敷物・雨具・筆記用具 他 
募集人員 30名(先着順)

申込方法

氏名・年齢・住所・電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ

申込と問い合わせ

「多摩めぐりの会」事務局Eメールアドレス  ⇒ tama.meguri@gmail.com

申込締切

2025年10月5日(日)

当日の連絡先

090-7286-2124 (味藤・みとう)

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