「第43回多摩めぐり 戦争遺跡の浅川地下壕と緑の聖域武蔵野陵墓地をめぐる」を4月21日(日)に開催します

2020年 新年のご挨拶

新年明けましておめでとうございます。
本年も「多摩めぐり」を通じて、皆さまとともに多摩を探求していきたいと思っております。どうぞよろしくお願いいたします。

「多摩めぐりの会」は今年で3年目を迎えます。これを機会に、会の事務局メンバーを中心にブログを書き繋ごうという計画を立てました。スタートは1月20日(月)を予定しています。
お楽しみに、お待ちください。

~~ ブログ本番前の準備号という位置づけで ~~

 新年早々、多摩地域で一番、いや世界で一番登山者数の多い高尾山(八王子市)に、初詣を兼ねた山歩きに出かけました。
新年にふさわしく、そのときに撮りました2020年元日の富士山の姿をご覧いただきましょう。

2020年元日の富士山(高尾山山頂から望む)

 実は、2001年から毎年正月に高尾山に登っているのですが、結果的に高尾山とそこからの富士山を20年間定点観測していることになります。
 この20年の間に高尾山は大きく変わりました。
 正月の登山者と参拝者が2008年から急激に増えました。2007年にミシュランで三ツ星を得たことがきっかけです。星3つで人々の行動がこんなにも変わってしまうという珍妙な現象を目の当たりにしました。
 富士山も2007年にミシュラン三ツ星を得ています。ですから高尾山から富士山を眺めるというのは、三ツ星の山から三ツ星の山を眺めるという、ある意味で贅沢なひと時ではあります。
 富士山はミシュランに加え世界遺産になったこともあって、そこでも登山者が増えてオーバーユースの問題が起こっていますが、高尾山から眺める富士山はそのような「俗」が消え去り、気高さを感じる神々しい姿を見せてくれます。特に冬場は、雪をまとって一層厳かにたたずんでいます。
 最近では、冬至前後に高尾山からダイヤモンド富士を眺めることも人気になっていますが、凛と立つ姿、単純にそれを見るだけでも、新年にふさわしく心洗われる気持ちになります。

                  多摩めぐりの会事務局 (マップファン)