『国分寺学』をコミュニティスクールから考える
国分寺学研究所考
令和7年度より国分寺市立の全小・中学校がコミュニティ・スクール設置学校となりました。このコミュニティスクールとは何なのでしょうか。国分寺学との関係や令和7年6月に刊行された「『国分寺学』を学ぶ」(国分寺市史研究 第一号)を見ていこうと思います。
コミュニティスクール(CS)とは
学校と地域が力を合わせることによって、互いに信頼し合い、それぞれの立場で主体的に地域の子どもたちの成長を支えていく仕組みです。
「コミュニティ・スクール協議会」は教育委員会から委嘱された保護者や地域の方々が一定の権限と責任をもって学校運営に参画します。
国分寺市の目指すコミュニティ・スクール
・地域の特色を生かした創意工夫のある学校をつくる
・地域に学校を開き、より信頼される学校をつくる
学校運営協議会からコミュニティスクールへの移行
少し古い資料ですが、第2次国分寺市教育ビジョンに取り組みが載っていました。
「開かれた学校づくり」を目指します
国分寺市の目指す姿=学校と家庭・地域が連携し、地域と共に子供たちを育てていく学校になっています。
取組みの柱=家庭・地域との連携の推進
学校は保護者及び地域住民の学校運営の参画を推進します。順次、学校運営協議会からコミュニティスクール(CS)へ移行していきます。
※」国分寺市では令和7年度より全市立の小中学校でコミュニティスクールを導入しています。
国分寺型コミュニティスクール
コミュニティスクール協議会と学校支援コーディネーター・学校協力員

国分寺学
各小中学校ではカリキュラムに国分寺学を取り入れています。国分寺学とは何なのでしょうか
地域に親しみ、地域に学び、地域を考え、地域に貢献する
国分寺学
~人と学びが循環するまちを目指して~
国分寺学とは
次代の国分寺市を担う子どもたちが、市民の方々の地域に対する思いを受け止め、主体的に地域と関わり、地域に根差した探究的な学習を進めることにより、「課題解決力」「コミュニケーション力・協働力」「社会参画力」に関する資質・能力を育むことを目指す。
コミュニティスクールと国分寺学の関係
もちろんコミュニティスクールでは国分寺学を取り入れています。

国分寺学とコミュニティスクールの関係
国分寺学と国分寺市の歴史
国分寺学にはこくベジやSDGsとともに地域の歴史が大きく関わっています。
「『国分寺学』を学ぶ」の刊行
国分寺市市史編さん事業
国分寺市では今後10年ぐらいで市史の編纂を勧めています。そんな中、国分寺市史研究 第一号として「『国分寺学』を学ぶ」なる冊子を刊行しました。

「『国分寺学』を学ぶ」ではどんな事が記載されているのでしょうか。
みなさんもみて下さいね。

国分寺市史研究 第一号として刊行された「『國分寺學』を学ぶ」書名:坂詰秀一・題字:井澤邦夫
国分寺市史研究 第一号として刊行された「『国分寺学』を学ぶhttps://www.city.kokubunji.tokyo.jp/_res/projects/default_project/_page_/001/034/697/journal1.pdf
きょうは国分寺市立の小中学校で推し進められているコミュニティスクールと国分寺学について調べてみました。興味深い内容なので今後も調べてみたいと思います。
多摩めぐりブログ