オリパラのユニホーム
パラリンピックが始まりましたね。じつはわたしはボランティアが趣味なのです。スポーツボランティアを主に活動しているて、もちろんオリンピックやパラリンピックのボランティアにも参加しています。大会組織委員会の大会ボランティア(競技会場で活動するフィールドキャスト)、東京都の都市ボランティア(みちなかで活動するシティキャスト)、国分寺市の聖火リレーボランティア等々のボランティアをやっています。支給されたユニホームはボランティアごとに不織布バックに分けて分類してあるのですが、洗濯すると「どのポロシャツがどのボランティアだっけ?」とか「分からないから帽子は両方持って行っちゃえ」とか、毎朝慌てて大混乱の中で支度しているこの頃です。
何回かユニホームを着てみて分かったことですが、個人的にはシティキャストのポロシャツのデザインがいちば良かったなーと思っています。みなさんはどう思いますか。
パラリンピックの採火式
聖火リレーのイベントが軒並み中止になった国分寺市ですが、東京2020パラリンピック競技大会の聖火ビジットイベント「国分寺市採火式」が国分寺市立第四小学校北側の新庁舎建設用地で開催されました。
国分寺市の採火式
この採火式では、国分寺市の井澤市長からベトナムの共生社会ホストタウンとなったこと、そして共生社会を進めることの意義を盛り込んだ挨拶があり、公募市民4組とベトナムサポーター8組が「マイギリ式」により火を起こし、その火を「聖火皿」に集めました。さらに、この火に国分寺市の「平和の灯」から分火した火を加え「国分寺市の火」が完成しました。
東京都の火から聖火へ
この国分寺市の火を都庁に届け、都内の自治体から集まった火と共に集火され「東京都の火」になります。そして東京都を含む47都道府県と、パラリンピック発祥の地イギリスのストーク・マンデビルの火が、一つとなり東京2020パラリンピック競技大会の聖火となります。多様性が聖火にも活かされているのですね。
火を起こす
わたしが参加した国分寺市での火起こしは、マイギリ式によるものでした。きょうのブログはこのマイギリ式火起こしのコツを書きたいと思います。
マイギリ式火起こし機
マイギリ式の火起こし機はこういったものです。ロープで横木と芯棒が結ばれていて、横木を上下することで芯棒が回転して、火切り板との摩擦熱で発火させます。
火起こしのコツ
最初にコツを書きだしますね。
・まず大量の黒い炭をつくります(頑張らない)
・その炭に火種を着けます(ここだけ頑張る)
・火種が入った炭に麻などを乗せます
・上下反対に持って振り回します
・火がつき炎がでます
大切なことは、火種→炭→麻という順序で火が着いていくことです。まず大量の黒い炭を作ることからはじめましょう。そして煙が出ていれば火種が着いています。焦らずにゆっくりやりましょう。ここでフーフーしてしまうと炭が飛び散って火種が無くなってしまいますよ。では順番に説明しますね。
大量の黒い炭を作る
火種は炭の中でならば燃え続けることができます。たくさんの黒い炭があれば、ゆっくり作業ができます。多過ぎかな?と思うほど黒い炭を大量に作りましょう。ここは頑張らないでも大丈夫です。
炭に火種を着ける
さて作った黒い炭に火種を着けましょう。ここは頑張りが必要です。短時間で良いので力を込めて着火させましょう。炭に火が着くと煙が出てきます。
火種が入った炭に麻などを乗せる
火種は麻などに移ると炎になります。火種→炭→麻という順番を意識しましょう。火種が見えなくても、炭の上に麻などを乗せても大丈夫です。麻に火種が移ると炎になります。
上下反対に持つ
最後は空気を送って炭の火種を大きくして麻に移す作業です。炎は上へ上へと燃えますから、火種全体を指で摘んだら上向きに持ちます。こう持つことで炎が出ても指は熱くありません。反対に下向きに持つと火傷をしますよ。気をつけて。
ぶんぶん振り回す
そしたら、火種を上向きに持ったまま、腕をブンブン振り回しましょう。あっと言う間に炎が出ると思います。慌てずに火や炎を扱ってくださいね。
さいごに
今回は趣向を変えて火起こしのコツを伝授しました。火打石やキャンプ用のメタルマッチでも火種が出来てからは同じコツです。その場合は炭が無いので細い柔らかい麻を使うのがコツです。
みなさん火の後始末には注意して下さいね。それでは、みなさんまた次回(^_^)