天保10年(1839)、関戸村(現多摩市)の名主相沢伴主(あいざわともぬし)は、小河内郷原村(おごうちごうはらむら)(現奥多摩町)で湯治中に「多摩川の源流はどこにあるのか?」と疑問に思い、探索を思い立ちました。そして多摩川の源流から河口までにわたる流域のようすを下絵に描きました。その下絵をもとに絵師長谷川雪堤により描きだされ、弘化2年(1845)に刊行されたものが、全長13.5mにおよぶ『調布玉川惣画図』です。また、伴主は華道家としても活躍し、蹴鞠を愛好する文化人で、父の五流も絵師として知られていました。
この度、「パルテノン多摩歴史ミュージアム」学芸員である橋場万里子氏を講師にお迎えし、『調布玉川惣画図』について誕生の背景や伴主の周囲の人々との交流、絵図に描かれた流域の名所旧跡を解説していただきます。
この機会に『調布玉川惣画図』に描かれた多摩川を、訪ねてみてはいかがでしょう。
講 師
橋場 万里子氏
公益財団法人多摩市文化振興財団「パルテノン多摩歴史ミュージアム」学芸員。
首都大学東京、東京医療学院大学非常勤講師。
お茶の水女子大学大学院 人間文化研究科 博士前期課程修了。
専攻は日本中世史。
現職では、地域史全般を担当。「武蔵国一之宮」、「関戸合戦」、
「多摩の災害」、「多摩・商店ことはじめ」、「調布玉川惣画図の旅」、
「刀鍛冶の文明開化」等の展示を手がける。
公益財団法人多摩市文化振興財団「パルテノン多摩歴史ミュージアム」学芸員。
首都大学東京、東京医療学院大学非常勤講師。
お茶の水女子大学大学院 人間文化研究科 博士前期課程修了。
専攻は日本中世史。
現職では、地域史全般を担当。「武蔵国一之宮」、「関戸合戦」、
「多摩の災害」、「多摩・商店ことはじめ」、「調布玉川惣画図の旅」、
「刀鍛冶の文明開化」等の展示を手がける。
イベント概要
開催日時 | 2019年7月20日(土)午後2時開演(受付開始 午後1時30分) 解散は午後4時40分頃を予定 (講演終了後、会の活動報告を20分程行います) |
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開催場所 | ルミエール府中 2階 講習会議室(京王線府中駅北口から徒歩6分) | 費 用 | 参加費 1,000円(資料代、会場費他) |
企画担当 | 永江幸江 |
募集人員 | 40人(先着順) |
持ち物 | 筆記具、他 |
お申込み方法
名前、年齢、住所、当日連絡可能な電話番号を明記し、Eメールで「多摩めぐりの会」事務局へ
お申込みとお問合せ先
「多摩めぐりの会」事務局
メール:tama.meguri@gmail.com
申込締切
7月13日(土)
*当日の連絡先 090-7630-0195(関根)