霜が降りる前に白菜の頭縛りをするワケ

市民農園での野菜作りを始めてからおよそ10ヶ月、冬野菜の収穫が終わりに近づいてきました。

前回のブログ「アブラムシに牛乳をかけるとどうなるか?」

12月に入ってから白菜の外側をぐるっと紐で縛りました。「頭縛り」といいます。本格的な寒さがくる前は、写真の通り、外側の葉がまだまだキレイな緑色をしています。

↑それほど寒くない時期の白菜(12月22日)

そして、12月最後の年末に冬らしい寒さがやってきました。なんと!外側の葉っぱが枯れています。中の葉は無事です。これが「頭縛り」をする理由なんですね。外側の葉が中の葉を寒さから守ってくれています。ただ、日当たりの悪い場所に植えてある白菜が霜に当たってしまい、腐り始めていました。ぱっと見ただけではわからないので、よく観察して触ってみないと、発見が遅れてしまいます。

↑外側の葉だけが枯れています(12月31日)

先日、雪の予報が出たので、畑に残っていた白菜を全て収穫しました。そのまま雪に埋めておく予定でしたが、どうにも雪や雨に耐えられそうにない状態と判断しました。急な収穫を終えて、我が家にある白菜の数を確認したら、小さめですが合計6個。しばらく白菜食べ放題です。お鍋はもちろん、焼きそば、ラーメン、カレー、シチュー・・・全て白菜入りです。